トップページ > 土佐文旦
ブンタンの代表格、土佐文旦。
熱狂的ファンも多数!
特有の食感と風味で、一度食べたらやめられない!という方もたくさんいらっしゃいます。
甘いみかんではありません。
さっぱり系の、野性的な味?とでもいいましょうか。
ファンの方、この魅力を伝えられる言葉を教えてもらえませんか?
どうやって食べるの?
皮がとても固くて厚いので、そのままでは、スゴい力がないと皮がむけません。
まずは、カッターナイフと、気合いをご準備下さい。
1.カッターナイフで切り込みを入れます。
マジックで書いている様に、縦に6~8か所ほど、カッターナイフで切り込みを入れます。
実際には、マジックで書かなくてもいいですよ。
切り込みの深さは、5mm~1cmくらいかな。
2.皮を剥きます。
ヘタの方は硬いので、お尻の方からむきます。
切り込みを入れていても、けっこう硬いので、頑張ってむきます。
皮は厚いですよ。
3.2つに割ります。
お尻からでも、横からでも、とりあえず2つに分けましょう。
ここでも、チカラが要ります。気合いを入れましょう。
あまり、グチュグチュにつぶさないでね。
4.果肉だけを食べて下さい。
中の袋をはいで、やっと果肉を食べられます。
よく頑張ったので、美味しいでしょう!!
袋は厚くて苦いので、食べない方がいいです。
見栄えの悪い土佐文旦は、
.....お安くご提供しますので、たくさん食べて下さい。
土佐文旦は、黒点(黒い点々)や、赤サビのような汚れが付きやすい品種です。
土佐文旦の専門農家さんは、とても上手に栽培していらっしゃいますが、
信介農園では、他の品種もたくさん栽培しており、恥ずかしながら、
特に防除(消毒作業)の面で、まだまだ技術不足・勉強不足なのでしょう。
外観が残念な果実もたくさんできてしまいます。
でも、残念なのは外観だけ。
基本的な畑・土作りは、負けていません。
毎年、欠かさずにお買い求めいただけるリピーターのお客様が、たくさんいらっしゃいます。
味には、絶対の自信がありますよ!!
どうしてこんなになっちゃうの!?
→見た目が悪いのは、安心・安全の証しでもあります。
果実の外観が悪くなる原因の多くは、
「黒点(こくてん)」と「赤サビ」です。
これを防ぐために、花が咲いて来季の果実が成長する春~夏にかけて、数回にわたって殺菌剤を散布する必要があります。
ところが、土佐文旦は、
春遅く、完熟するまで果実を収穫せずに、木にならせたままにしていることがあるので、残留農薬成分の関係で、有効な殺菌剤が散布できないのです。
農薬の散布基準をキッチリ遵守しているからこそ、見栄えの悪い果実ができてしまうのです。
(無農薬栽培ではありません。)
ちょっと解りにくいので、ブログでも詳しく説明しています。是非、ご覧になって下さいね。
ブログ記事 防除~農薬について